DA2022住宅部門|入賞

南郷の家

設計:ハース建築設計事務所
撮影:山田雄太


光と質感

本計画は高低差のある敷地に計画された一戸建てのプロジェクトです。この高低差で切り離された敷地を出来る限り一体的にデザインするために、敷地の下にガレージ、敷地の上に住まいを設けそれを1つの大屋根で繋げる計画を行いました。内部空間では光の陰影と素材の質感を意識して空間構成を行いました。壁にはモルタル素地の左官材にタイルを象徴的に使用することで素材そのものの質感を大切にし、天窓からの光で豊かな陰影を演出しました。この「光と質感」を求めた空間は、クライアントの日常生活に豊かな非日常を創り出してくれます。

使用品番


クラルテ CLA-600