工法のポイント
- 巻きバネで固定した場合、引っ掛け部を回す際に冶具が必要となりますが、リベットの場合工具を使わずに自由に動かすことができます。
- タイルの裏足がない場合、エポキシ系接着材だと盛り上がり躯体に干渉してしまう事がありますが、リベット工法はほとんど盛り上がりがなく、梱包もスムーズに行うことができます。
■ ステン板


■ ステン線

■ リベット断面

■ 施工手順 材質上、切断面及び突起部分には十分ご注意ください。

タイルの裏面に接着剤を塗ります。この時、リベットの位置を確認してください。

リベットが付いている方を上にし、高さを合わせて貼っていきます。

ステン線を用いた場合は、リベットから伸びているステン線をビスに巻きつけます。
※ステン線を巻きやすいようにビスはあらかじめ長めに出しておきます。
※ステン線を巻きやすいようにビスはあらかじめ長めに出しておきます。

全てOKであればビスを回して根元まで入れ込みます。

目地詰めをして完成。
■ 施工上の注意点
- 下地の面精度は、±2mm以内として下さい。
- 下地材は十分乾燥させ、付着しているゴミ・埃等はきれいに除去してください。
- コンクリート・モルタル下地の豆板や、ALCパネル・ECPの欠け等は、事前に処理してください。
- ALCパネル・ECPの板間またぎは施工できません。
- 目地材はシーリング目地を推奨します。
■ 適用下地(面精度 ±2mm以内)
- コンクリート(RC造、SRC造)
- モルタル(木造など)
- 不燃系ボード類(木造、鉄骨造、内装壁など)
- ECP(鉄骨造など)※事前に確認が必要です。
- ALCパネル(鉄骨造など)※総重量30kg/㎡まで
■ 推奨適用範囲
- 木造、鉄骨造、内装:施工高さ10mまで
- RC、SRC造:施工高さ31mまで
- タイル厚6mm以上
※その他の制限については最寄りの事業所へお問合わせください。
■ 推奨接着剤

外部|ME-05(タイルメント)

内部|MS-20(タイルメント)