2024.11.18 | 表彰式の様子を公開しました。こちら |
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2024.9.13 | 受賞作品とファイナリスト優秀作品を公開しました。 |
2024.5.31 | エントリー受付終了しました。9月中旬ごろに結果を公表します。 |
2024.1.22 | 募集を開始しました。 |
2023.12.1 | デザインアワード2024開催決定! 1月22日に情報解禁します。 |
全436件の応募作品より、
各部門の金賞・銀賞・銅賞・入賞・特別賞が決定しました。
第9回デザインアワードに、今回も436件という多くのご応募を頂き、心より感謝申し上げます。今回の応募作品には、地域の風景や歴史にインスピレーションを受けた特別な空間設計が数多く見られました。特に、屋内外を緩やかにつなぎ複数の用途に対応する「マルチファンクショナルスペース」や、素材を絞り込む「ミニマリズム」の考えから、思いがけない形でタイルが活用された作品が印象的です。また、審査基準の一つである「環境保全に対する配慮」という観点で、廃材タイルの活用や廃材を出さない設計手法も高く評価されました。これからも、変わりゆくライフスタイルに対応し、多様に発展する建築デザインの中で、普遍的かつ新たな可能性を広げるタイルを提供して参ります。次回は第10回を迎えます。皆さまのご応募を心よりお待ちしております。
デザインアワードの審査は3年目となりましたが、今年も多数の魅力的な提案と出会うことができ、大変楽しい審査でした。審査においては、タイルという素材の可能性を広げる提案であるかどうか、タイルでしか生み出せないデザインかどうかが、第一の論点となりました。その次に、建築あるいは空間そのものが魅力的かどうか、美しさや居心地の良さが感じられるかどうかが、それぞれの審査員の視点で評価されました。また、これからの持続可能な社会に向けて、タイルができることはなんだろうか?という問いかけもなされました。そうした議論の中で、見事選ばれたのが今回の受賞者の皆様となります。タイルとは、大きさや色によって多様な組み合わせが可能であり、そのテクスチュアや目地の取り方によって触り心地が異なります。屋外にも屋内にも使うことができ、まっすぐな面にも曲面にも展開でき、光を反射するとともに、水を流すこともできます。たった一枚でも、焼き物としての愛おしさが感じられ、多数張られるとまるで生き物の鱗のような迫力が面として迫ってきます。そのように、どこまでも広がっていくタイルの無限の可能性を、本審査を通して拝見できたことに感謝するとともに、これからも多くのデザイナー達の手によって、さらにその可能性が広がっていくと良いなと思います。
一次審査では二次審査に進む提案を選ぶことが非常に難しかった。どの提案もある一定のレベルには到達しており設計力の高さを感じながらも、同時にタイルの使用方法などの未来を示唆するものが見当たらなかったからだろう。哲学者には2種類あるという話を聞いたことがある。ひとつは、情報や知識を積み重ねて哲学を語る哲学者。もうひとつは、常にゼロに戻して哲学とはなんなのかを語る哲学者。今回の審査では前者が非常に多く、後者に出会えなかった印象であった。問題を解決することと同時に、問題を定義すること。タイルのみならず、空間を作るという意味をも再考していく先に、これからの建築のあるべき姿が存在するとしたならば、その可能性を探し続けるということが我々に必要なことだと、考える機会を頂いた審査であった。新しい普遍性、そういう提案に出会える未来を期待する。
最終審査会では、大西麻貴さん、谷尻誠さん、山際二郎社長と直接顔を合わせて議論することができ、納得のいく精度の高い審査ができたと感じている。この数年、住宅でも非住宅でも、「土間」のようなフレキシブルでラフな空間がトレンドである。大きめで肌理の荒いタイルを室内と屋外に連続的に張り、空間を広く見せたり、室内側に屋外のような開放的で自由な雰囲気を持ち込んだりするプロジェクトが多く見られる。そうした設計手法も年々洗練されてきており、楽しく審査させていただいている。しかしながら、そうした場所には、必然的にグレー系のタイルが多く使われることになるが、もっとタイルならではの様々な色味を活かした事例も見てみたいと感じた。また、非住宅部門で金賞を受賞した「大宮ソラミチKOZ」は、曲面をつけた特注タイルを用いているが、こうして光沢感、テクスチュア、立体感、形状、色味などを追求し、「物質としてのタイル」の本質的な魅力を引き出すアイデアにも、今後もっと出会ってみたい。
テーマ
タイルをアートに!!
募集期間
2024.1.22-5.31
審査員
Maki Onishi
大西 麻貴氏(建築家) WEBサイト
Makoto Tanijiri
谷尻 誠氏(建築家・起業家) WEBサイト
Kenichi Shiota
塩田 健一氏(月刊『商店建築』編集長) WEBサイト WEBメディア id+
東京生まれ。
レストラン、ホテル、ファッションストアなど最新の空間デザインを豊富な写真で国内外に向けて発信する、1956年創刊のストアデザインの専門誌「月刊商店建築」編集部に2006年より所属。2017年2月同誌編集長に就任し、商業施設を中心とした数々の編集企画を手掛ける。カフェ特集など毎月の店舗取材を担当する他、「コンパクト&コンフォートホテル設計論」「CREATIVE HOTEL & COMMUNICATION SPACE」など増刊号も制作。
Jiro Yamagiwa
山際 二郎 ごあいさつ
名古屋モザイク工業株式会社 代表取締役社長。
名古屋モザイク工業株式会社の営業最前線で、顧客との対話重視のスタイルを守り続け活躍。その後、東京支店長・営業統括を経て2022年4月に6代目社長に就任。未来へ向けてタイルの普及活動に奮闘中。
名古屋モザイク工業株式会社 代表取締役社長。名古屋モザイク工業の営業最前線で、顧客との対話重視のスタイルを守り続け活躍。その後東京支店長・営業統括を経て2022年4月に6代目社長に就任。未来へ向けてタイルの普及活動に奮闘中。
賞および賞金について
●入賞及び最終選考まで残ったファイナリストの作品については、結果発表時にWEBサイト上で公表します。 ●賞によっては該当作品なしとさせていただく場合があります。 ●受賞者には表彰式へのご参加をお願いします。(10月予定) ただし、状況に応じ変更が生じる場合がございます。●受賞者には、タイルで制作した盾を贈呈します。写真は2023年のもの(表面「マルミマキシマム」裏面「マーブルテイルズ」)。タイルの種類とデザインは年によって変わります。
応募条件
- 名古屋モザイク工業の商品が使われていること。
- 2022年6月1日~2024年5月31日までに日本国内外でタイルを使用した建築物(戸建住宅・集合住宅・店舗・教育施設・医療施設・公共施設)や造形物など。
※デザインアワード2023とInstagramフォトコンテストに応募された事のある作品は審査対象外とします。 - 応募・受賞後の作品発表について施主・関係機関の了承が得られていること。
WEBサイト・SNS等各種媒体にて公開を前提とさせていただきます。
応募資格
審査基準
●設計・デザインが優れており周辺環境との親和性が感じられる
●人の健康や環境保全に対する配慮が感じられる
応募スケジュールと応募方法
2024.1 |
募集期間 2024.1.22~5.31名古屋モザイク工業WEBサイトの応募フォームよりご応募ください。 お一人様何点でもご応募いただけます。ただし、ご応募1回につき1作品とします。 |
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提出内容①施工例写真の画像(最低1点~最高4点) |
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2024.5 |
募集締切 2024.5.31 24:00迄 |
2024.6 |
一次審査 |
2024.7 |
二次審査 |
2024.8 |
最終審査 |
2024.9 |
結果発表2024年9月中旬にWEBサイト上で公表します。 公表後、弊社ショールームにて受賞作品を展示します。 |
2024.10 |
表彰式受賞者の表彰式を執り行います。 |
前回の表彰
注意事項
- 応募フォーム以外の方法での受付は行いません。
- 本コンテストへの応募に伴い発生する費用は、全て応募者が負担するものとします。
- 本コンテストへの応募写真やコメントは、当・落選に関わらず、当社カタログ・雑誌・WEBサイト・SNS等の各媒体で施工事例として公開できるものとします。
- 本コンテストへの応募写真の肖像権や著作権については、応募者本人が権利を有するもの、または権利者から事前に使用承諾を得たものに限ります。
- 本コンテストへの応募写真やコメントに関して法律上の問題が生じた場合、当社は一切の責任を負わないものとします。
- 諸般の事情で、本コンテストのスケジュールや賞の内容等を変更する場合があります。
- 当社は、必要に応じて予告なく本規約を変更できるほか、本コンテストの適正な運用を確保するために必要な措置をとることができるものとします。
- 本コンテストの審査結果に関する苦情、異議申し立て等には一切応じかねますので、予めご了承ください。
- 応募者に対し、各媒体での公開のために、高解像度画像データの追加提出をお願いすることがあります。
過去の開催情報
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