デュオヒルズ柏
株式会社 フージャースコーポレーション
〈壁〉大判タイルを縦張りにすることにより、2層吹き抜け空間の高さ方向に、より広がりを演出した。素材感の異なるマットと磨きのタイルは、光の入り方により様々な表情を空間に与える。 ラウンジ奥の壁面に用いた黒のコテ跡が残るタイルは、焼き物特有の柔らかさを持ちながらも、空間を引き締めるアクセントとなっている。
〈床〉木目・砂岩・大理石調の素材感の異なる3種類のタイルを用い、それらによりゾーニングを実現している。内外床に同素材を貼り伸ばすことにより、外構までも取り入れた広がりある空間としている。 使用素材が多いにも関わらず、色の数を抑えることにより、各々が引き立ちながらも調和したくつろぎの空間を形成している。
PARK TERRACE hanatani
花谷建設 株式会社
1Kの19戸から成る集合住宅である。 西側のガラススクリーンに対して、北側になるエントランスホールとファサー ドは対比的に静寂さを求めた。 外壁は、大判の白いイタリアンテラゾータイルを採用し、目地のグリッドをオーバーレイすることにより緊張感を醸し出している。 エントランスホールは、床と壁を同じダークグレーの600角タイルとしている。コンクリート打ち放しのグレー、白い壁との組み合わせの中でより静寂さを求めた。
S・K邸
株式会社 OKUTA
遊び心をくすぐる色使いで“日常生活を愉しく!”をモットーにトイレをワクワク空間にしました。ゲストがトイレに入るとびっくり!その後に会話が弾むこと間違いなし。壁のクロスと本物はどれだ?見つけた本物はオブジェと実用を兼ねて、ストックまで楽しい装飾になります。その空間の一面を占める「スウィートグラス」は内包した金色のラメと、キュートなベリー色がオトナ感を高め、長居も苦にならず渋滞必至?!
福島の森の家
株式会社 SPAZIO建築設計事務所
敷地は、森林と果樹園に囲まれ、遠方市街地夜景まで望める自然豊かな環境です。 その環境を活かすよう建築は、24m×7m と東西に長く、 2Fリビングで北の夜景を望み、東テラスは森林側に開放した形態としている。また、深い軒先は、スカイラインを強調すると共に、日射と雨風を防ぐ形状としている。1F外壁全周の白い石割肌調タイルと床タイルは、この建築の基壇として安定した風格を担い、室内まで穏やかに人を迎え入れてくれる素材として使用した。洗面所から浴室まで連続するタイルは、夜景を望み一日の疲れを癒すために非日常的な空間づくりに貢献している。
Thouse
YLANG YLANG
本案件は、マンションのリノベーションです。 お施主様は週末に一週間分の常備菜の作り置きをするのが日課です。 その為、広めのワークスペースを確保したいとのご要望を酌み、ご提案したキッチン。 LDK の広さに対してキッチンのボリュームが圧迫感を感じさせないよう、白の色ムラが美しいタイルを採用し、壁面とアイランド什器に施しました。 貼り方も美しさがより引き立つ様、縦貼りとし、真鍮のライン(脚)でキッチンを浮かすことで、より軽やかで女性らしい印象に仕上げました。
S様邸
東京ガスリノベーション 株式会社
築 20 年を過ぎて全面リフォームを決意された S 様は、祖父母の家のようなノスタルジックな佇まいのあるお住まいをご希望されました。 S様の祖父母の家は台所が土間だったことに着目し、オープンにしたキッチンの床をタイル貼りにし、バルコニーまでタイルを延長したダイニングと合わせ、昔の台所を彷彿とさせる新しい「土間」をご提案しました。タイル貼りのダイニングは掃き出し窓と鉢植えの効果もあり、リビングから見ると「縁側」の風情にもなります。グレーや黒系が多い一般的な土間とは趣向を変え、ノスタルジックな中にも華やかさのある仕上がりになるようにタイルを選定、さざなみをイメージして貼り分けをしています。
インプレッショーネ姪浜駅南
JAM. SCENARIO DESIGN 株式会社
敷地調査の時、夕日が綺麗に照らしていたことが印象的だった。 また、施主の 100 年を超える庭石を坪庭に利用することがデザインのキーワードとなった。そこで、 「日が暮れること。」「寂びること。」「普遍的なこと。」を具現化した。 太陽の可視光線が変化することに着目し、外壁の 45 二丁タイルを制作。夕暮れに一番印象的な赤が映えることを考慮した。 アプローチとエントランスは、床・壁を45度の斜めに貼り、奥行きを感じるよう設計した。素材の設定は「寂」を感じ表現できるようなタイルを採用し、時と光の決して変わることのない事象を建物に反映できるよう考慮した。
御国色素 株式会社 社員寮
積水ハウス株式会社 神戸支店
この建物は北棟 10 戸、南棟 18 戸と多目的室からなる独身者のための社員寮です。 2 棟のそれぞれのアプローチに「テックレイル」を使用しました。枕木を思わせるような柔らかなテイストにより、まわりの植栽と上手く調和するよう考えました。 共用スペースである多目的室の壁には「エクレティコ」を使用しました。単調になりがちな空間にボタニカル柄が華やかさを与えています。 これから社会を担っていく若い社員の皆様が豊かな空間で日常を過ごすことにより、クリエイティブな仕事ができるよう期待を込めました。
過去の開催情報
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