エージープラス

エージープラス
それは、地球温暖化防止と資源保護に
貢献するエコタイル。

What's ag plus?

「エージープラス」の主な素材は、ALC粉末（リサイクル）と二酸化炭素です。エージープラス10㎡を生産するには、排出された二酸化炭素を使用し固形化。その量なんと200ℓのドラム缶で50本分。焼成を一切行わない省エネルギー製法を採用しています。製造過程で排出される二酸化炭素を最小限に抑え、二酸化炭素を使って作る、人にも環境にも優しい建材です。

お勧めシーン
・病院、老人介護施設、在宅介護の住宅
・ペット共生住宅
・リフォームのカビ対策
・駅、店舗、住宅のトイレ
・児童福祉施設、幼稚園

優れた調湿性能

エージープラスは5ナノメートル（1ナノメートル＝100万分の1mm）以下の細孔を多く含んでいます。分かりやすく言うと、エージープラス1㎡（11枚）の表面積は、およそ140万㎡（東京ドームのグランド100個分）になります。このため、湿気を素早く吸収・放出し、適度な湿度を保ちます。特に、エージープラスはひとが快適に暮らせる「中湿域」（相対湿度45∼75％）で調湿性能を発揮します。この調湿性能により、夏場など室内の湿度が高いときは吸湿して湿度を下げ、冬場など湿度が低いときは放湿して湿度を上げて、ひとが快適に暮らせる環境づくりに貢献します。

試験場所（財）建材試験センター

「調湿建材登録･表示制度」に登録されています。

登録番号「T08-0010」調湿建材登録・表示制度は、(社)日本建材・住宅設備産業協会が一定基準以上の調湿性能を証明し、製品やカタログに認定マークの表示を認めるものです。

抗菌性能｜

Ag＋（銀イオン）が微生物の増殖を抑制

エージープラスは、Ag＋（銀イオン）による抗菌効果があります。
JISZ2801により黄色ぶどう球菌と大腸菌に抗菌性能を評価しました。どちらの菌についても、抗菌活性値は2.0以上あり抗菌性が確認できました。（抗菌活性値が2.0以上あれば抗菌性があると認められます。）

	黄色ブドウ球菌	大腸菌
抗菌活性値	2.1	2.3

銀イオンでニオイを分解、消臭性能

素材のなかに銀イオンが入っています。このため、お部屋の悪臭物質を素早く分解します。壁に張るだけで半永久的に消臭機能が持続します。一般的な調湿タイルは、消臭性能があると記載していますが、ニオイを分解することはできません。

多孔構造とAg＋（銀イオン）のダブル効果

物理吸着｜ナノ単位の微細な孔にニオイ分子が吸着
化学吸着｜Ag＋（銀イオン）がニオイ分子を悪臭でない分子に変える

有害物質吸着性能 / 建築基準法で規制（内装制限）されているホルムアルデヒドの吸着・保持性能

エージープラスは、シックハウス症候群の原因の1つとされるホルムアルデヒドを材料内に吸着します。
　

※クリオン（株）開発研究所にて実施した試験データです。部屋の諸環境・気温・気象や換気などの条件によって異なります。

施工について

エージープラスを施工する場合には、必ず下地材が必要です。以下がエージープラスの下地として使用できます。

下地材	新築工事の場合の条件	リフォームの場合の条件	既存仕上げ材
			クロス		ペイント・塗装（じゅらくなど）
			撤去	非撤去	撤去	非撤去
石膏ボード	厚さ 9.5mm以上	厚さ 9.5mm以上	◯	△	◯	×
合板	厚さ 5.5mm以上	厚さ 5.5mm以上	◯	△	◯	×
スレート版	厚さ 4.0mm以上	厚さ 4.0mm以上	◯	×	◯	×
モルタル	養生 4週以上	著しい劣化がない	◯	×	◯	×
コンクリート表面	養生 4週以上	著しい劣化がない	◯	△	◯	×

ご注意

コンクリート壁面が白華したままエージープラスを施工すると剥落する恐れがあります。白華している場合、壁面を洗浄した後プライマーを塗布してから施工してください。
機能性クロスの上からエージープラスを施工すると剥落する恐れがあります。この仕上げのときは、撤去してから施工してください。
機能性クロス…汚れ防止クロス、マイナスイオンクロス、ホルムアルデヒド消去クロス、吸放湿性クロス、消臭・抗菌クロス、防塵クロスなど。
カビの生えたクロスは撤去してください。また、カビの生えた石膏ボードなどは交換してください。部分的にカビが生えている場合は、カビ部分をヤスリでこすり落としてから、エージープラスを施工してください。
同一壁面で下地の種類が異なる場合、ジョイント部とエージープラスの目地をあわせるか、ジョイント部をグラスファイバーテープとパテ材で補強した後、エージープラスを張付けてください。